気をつけて!マウスピース矯正中 食事のポイント
■マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは
マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、歯科矯正で使用する透明なマウスピースの矯正器具のこと指します。
マウスピース矯正で使用するマウスピースは3Dスキャンを使って、ひとりひとりに合わせたオリジナルです。
本体は厚さ0.5mmほどの薄さで半透明、矯正中でも周りから違和感なく見られるメリットがあります。
インビザラインでの矯正治療では、多くのマウスピースを使用します。
個人差もありますが、15~30枚ほどのマウスピースを一定期間使用し、歯が移動したら次のマウスピースを装着していきます。
なお外したマウスピースはもう使うことはないので、使い捨てです。
通院回数もマウスピース矯正であれば、相談と精密検査後の3か月ほどは月に1回、それ以降は2,3か月に1回の通院で大丈夫です。
マウスピース矯正の通院回数もよく選ばれている理由のひとつでしょう。
■マウスピースを食事中に外す理由
むし歯・歯周病予防 マウスピースの着色防止
透明で審美性に優れているマウスピース矯正ですが、間違った使用方法をすると交換時期までに変形や破損してしまい、虫歯や歯周病の原因を作り出してしまいます。
重要なのはマウスピースを装着したままで、食事をしてはいけないということです。
マウスピースを装着したままで食事をしてしまうと、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
その理由は、マウスピースを装着している事によって唾液が口内にまんべんなく行き渡らなくなり、自然殺菌ができなくなるからです
※唾液には殺菌作用があり、食事をした時に自然に口内を殺菌してくれています。
さらに、マウスピースと歯の隙間に食べカスが溜まり、歯周病を引き起こす可能性もあります。
マウスピースをつけたままにしておくと、マウスピース自体も汚れてしまいますし、口内も汚れたままの状態が続いてしまい、とても不衛生な状態になります。
食事以外でも色素の濃い飲料を飲むと、色素がマウスピースに付着して変色していまいます。
飲み物を飲むときは外すか、ストローの使用をおすすめします。
また、食べ物を噛むような力でマウスピースを噛んでしまうと破損の原因にもなってしまいます。
■まとめ
マウスピースをつけたままの食事や色素の濃い飲料を飲むと、せっかくのインビザラインでの矯正治療がスケジュール通りに進まないことにも繋がりかねません。
食事や飲料の時には、マウスピースを外すことが重要です。
インビザラインでの矯正治療を得意とする名古屋イースト歯科・矯正歯科では、2019年~2021年の直近3年間で、1,169件の審美矯正歯科の実績を誇っています。
患者さまに正しいマウスピースの使用方法を、きちんと分かり易く、丁寧に説明させて頂いておりますのでご安心ください。
歯並びで悩んでいる方は、インビザライン(マウスピース矯正)の実績が豊富な当院に、お気軽にご相談ください。