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インビザラインが浮く原因|放置しても大丈夫?

インビザラインが浮く原因|放置しても大丈夫?

インビザラインが浮いている状態とは、マウスピース(アライナー)が歯に密着せず、隙間ができてしまっている状態を指します。

浮いてしまう主な原因は下記のとおりです。

・装着時間の不足
・補助道具の未使用
・歯の動きが治療計画に追いついていない

マウスピース交換直後のわずかな浮きは許容範囲なことが多いですが、明らかに浮きが大きい場合や長期間続く場合は、治療の遅延につながる可能性があるため注意が必要です。

基本的にマウスピースが大きく浮いている場合の放置は危険です。できるだけはやめに歯科医院を受診し、医師の判断を仰いでください。

インビザラインが浮く原因|放置しても大丈夫?

その浮きは許容範囲?すぐに歯科医院へ連絡すべき危険なサイン

インビザラインのマウスピースが浮いていることに気づいた際、それが治療過程で起こりうる自然な現象なのか、あるいは歯科医院に相談すべき問題なのかを見極めることが重要です。
浮きの程度や状態によっては、治療計画に影響を及ぼすサインである可能性もあります。
ここでは、許容範囲内の浮きと、速やかな連絡が推奨される危険な浮きの違いについて解説します。

交換直後の1mm程度のわずかな浮きは問題ないケースが多い

新しいマウスピースに交換後、1mm程度の少しの浮きが見られるのは、多くの場合問題ありません。次の段階へ歯を動かすために、現在の歯並びとマウスピースの形に意図的なズレが設計されているためです。
歯が新しいマウスピースの形に合わせて移動していくにつれて、このわずかな浮きは2〜3日で自然に解消されていきます。
特に奥歯や前歯の先端は浮きを感じやすい部分ですが、チューイーをしっかり使用することで、より歯にフィットしやすくなります。

指で押すと沈む「パカパカ」した浮きは要注意

マウスピースと歯の間に2mm以上の隙間があったり、指で押すと沈み込むような「パカパカ」した浮いた感じがある場合は、注意が必要です。この状態はマウスピースが歯に適切にフィットしておらず、計画通りに矯正力がかかっていないサインです。
数日経っても浮いてくる、あるいはどんどん浮いてきたと感じる場合は、装着時間やチューイーの使用方法を見直すとともに、早めに歯科医院へ連絡し、指示を仰ぎましょう。

インビザラインが浮く原因|放置しても大丈夫?

なぜ?インビザラインが浮いてしまう主な6つの原因

インビザラインが浮く原因は、自己管理によるものから、治療計画上の問題まで多岐にわたります。
浮きを放置すると治療の遅延や失敗につながる可能性もあるため、まずは原因を正しく理解することが大切です。
ここでは、インビザラインが浮いてしまう代表的な6つの原因を解説し、それぞれの対策を考えます。

原因1:1日の装着時間が20時間未満になっている

インビザライン矯正は1日20〜22時間以上の装着が推奨されています。
食事や歯磨き以外は常に装着しておくのが基本です。
この装着時間が短いと計画通りに歯が動かず次のマウスピースに交換した際に形が合わなくなり、浮きの原因となります。
特に装着時間が20時間を下回る日が続くと、歯が後戻りを起こし浮きが顕著になることがあります。
日々の装着時間を記録し自己管理を徹底することが矯正治療をスムーズに進める上で不可欠です。

原因2:チューイーの使用不足でしっかり装着できていない

チューイーはマウスピースを歯にしっかりフィットさせるためのシリコン製の補助道具です。
マウスピースを装着する際に指だけではめ込むと特に歯と歯茎の境目などにわずかな隙間が残り浮きの原因となることがあります。
装着時にチューイーを数分間全ての歯で均等に噛むことでマウスピースが歯列全体に密着し矯正力を効果的に伝えることができます。
この一手間を怠るとフィットが甘くなり浮きや治療の遅延につながる可能性があります。

原因3:マウスピース交換直後で歯の動きが追いついていない

新しいマウスピースに交換した直後は、歯がまだ移動しきっていないため、一時的に浮きが生じることがあります。
インビザラインは、現在の歯並びとマウスピースの間にわずかな差を作ることで歯を動かす仕組みです。
そのため、交換当初は少しきつく感じたり、浮いているように見えたりするのは正常な過程の一部といえます。
通常、装着時間を守りチューイーを適切に使用していれば、2〜3日で歯が動いてマウスピースに馴染み、浮きは解消されていきます。

原因4:アタッチメントが外れている

アタッチメントとは、歯の表面に設置する白い突起物のことで、マウスピースを歯にしっかりと固定し、複雑な歯の動きをサポートする重要な役割を担います。
このアタッチメントが食事や歯磨きの際に外れてしまうと、マウスピースの維持力が低下し、特定の歯が浮く原因となります。
外れたことに気づいた場合は、自己判断で放置せず、速やかに歯科医院に連絡して指示を仰いでください。

原因5:マウスピースそのものが変形・破損している

マウスピースは薄い樹脂でできているため、取り扱い方によっては変形・破損することがあります。
例えば、熱い飲み物を飲んだり、お湯で洗浄したりすると熱で変形する可能性があります。
変形・破損したマウスピースは歯に正しくフィットせず、浮きの原因となるだけでなく、計画通りに歯が動かなくなってしまいます。

原因6:治療計画と実際の歯の動きにズレが生じている

装着時間やチューイーの使用など、指示通りに治療を進めていても、歯の動きには個人差があるため、当初の治療計画と実際の歯の動きにズレが生じることがあります。このような場合、マウスピースが合わなくなり浮きが生じます。
定期的な通院で進捗を確認し、ズレが大きい場合は治療計画の修正やマウスピースの再製作が必要になることもあります。

インビザラインが浮く原因|放置しても大丈夫?

【部位別】インビザラインの浮きで考えられる原因

インビザラインの浮きは、歯列全体に起こることもあれば、特定の部位にだけ目立つこともあります。
奥歯や前歯、あるいは特定の1本の歯など、浮きが発生する場所によって考えられる原因は異なります。
ここでは、浮きやすい部位別にその原因を解説します。

奥歯だけが浮いてパカパカする

奥歯が浮く、特に噛んだ時にパカパカする感覚があるのは、インビザラインでよく見られるトラブルの一つです。
奥歯は歯根が複数あり、他の歯に比べて動きにくい性質があります。
また、食事の際に最も強い力がかかるため、マウスピースの装着が甘くなりがちです。
奥歯が浮く原因としては、チューイーの噛み込み不足や、歯の移動が計画通りに進んでいない可能性が考えられます。
装着時には奥歯で特に意識してチューイーを噛み、フィット感を高めることが重要です。

前歯の先端が浮いて隙間ができている

前歯、特に下の歯の先端部分とマウスピースの間に隙間ができ、浮いてしまうことがあります。
前歯は見た目に大きく関わるため、浮きが気になりやすい部分でもあります。
アタッチメントが設置されている場合は、その周辺で浮きが起こりやすくなることもあります。
チューイーを縦にして前歯で噛むなど、工夫して密着させることが浮きの解消につながります。

特定の歯(例:八重歯)1本だけが合っていない

八重歯(犬歯)や、歯列から大きくずれている歯など、移動距離が大きい特定の歯1本だけがマウスピースに合わず、浮いてしまうことがあります。
このようなケースでは、その歯の動きが他の歯に比べて遅れている可能性が考えられます。
アタッチメントが外れていないかを確認し、チューイーを使って浮いている歯を重点的に噛み込むことで、フィットを促す必要があります。

歯茎とマウスピースの間に隙間がある(歯の根元が浮く)

歯の根元、つまり歯茎とマウスピースの間に隙間が生じることがあります。
これは、歯を引っ張り出す「挺出」という動きが計画されている際に起こりやすい現象です。
歯が計画通りに挺出してこないと、マウスピースとの間に隙間ができてしまいます。
また、歯が傾いて動いている場合にも、根元部分に浮きが生じることがあります。
この部分の浮きは自分では気づきにくいこともあるため、鏡でしっかり確認し、チューイーで丁寧に密着させることが大切です。

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インビザラインが浮いた時に自分でできる3つの対処法

インビザラインのマウスピースが浮いたと感じた時、すぐに歯科医院へ行けない場合でも、自分で試せる対処法がいくつかあります。
ただし、自己判断で無理に行うのは禁物です。ここでは、まず試すべき基本的な3つの対処法を紹介します。

対処法1:チューイーを数分間しっかり噛み込みフィットさせる

マウスピースが浮いたと感じたら、まずはチューイーを正しく使用することから始めましょう。
マウスピースを装着した後、チューイーを奥歯から前歯へ、そして反対側の奥歯へと、全ての歯で均等に噛み込みます。
特に浮いている箇所は重点的に、1日数回、合計で20〜30分程度噛むと効果的です。
これにより、マウスピースが歯にしっかりと密着し、矯正力が適切に伝わるようになります。
指で押し込むだけでは得られないフィット感を実現するために、チューイーの使用を習慣づけましょう。

対処法2:装着時間を見直し、1日22時間以上を徹底する

インビザライン矯正の効果は、1日の装着時間に大きく左右されます。
マウスピースの浮きは、単純に装着時間が不足していることが原因の場合も少なくありません。
食事や歯磨きの時以外は常に装着することを心掛け、1日22時間以上の装着を目指しましょう。

対処法3:自己判断せず、1つ前のマウスピースに戻してよいか相談する

現在のマウスピースの浮きが大きく、チューイーの使用や装着時間の見直しでも改善しない場合、1つ前のマウスピースに戻すことで歯の動きが追いつき、問題が解決することがあります。
しかし、これを自己判断で行うのは危険です。必ずかかりつけの歯科医院に連絡し、状況を説明した上で指示を仰いでください。

インビザラインの浮きを放置した場合に起こりうる3つのリスク

マウスピースのわずかな浮きを「そのうち馴染むだろう」と軽視し、浮いたまま放置してしまうと、治療全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、インビザラインの浮きを放置した場合に起こりうる代表的な3つのリスクについて解説します。

リスク1:治療計画に遅れが出て、矯正期間が延長する

マウスピースが浮いた状態では、歯に計画通りの矯正力がかかりません。
その結果、歯が予定通りに動かず、治療計画に遅れが生じてしまいます。
この遅れを取り戻すためには、同じマウスピースを長期間使用したり、治療計画を修正したりする必要が出てくるため、結果的に全体の矯正期間が当初の予定よりも延長してしまうことになります。

リスク2:歯や歯茎に予期せぬ痛みが発生する

フィットしていないマウスピースを使い続けると、特定の歯や歯茎に不自然な力がかかってしまうことがあります。
歯が計画とは異なる方向に動こうとしたり、マウスピースの縁が歯茎に強く当たったりすることで、痛みを感じる原因となります。
我慢できないほどの強い痛みや、違和感が続く場合は、浮きが原因となっている可能性を疑う必要があります。

リスク3:マウスピースの再製作で追加費用がかかる可能性がある

浮きを長期間放置した結果、治療計画と実際の歯並びとのズレが大きくなりすぎると、現在のマウスピースでは修正が不可能になる場合があります。
この場合、歯型を再度採取し、治療計画を根本から見直してマウスピースを再製作する必要が出てきます。
クリニックの保証範囲や契約内容によっては、この再製作に追加費用が発生するケースも少なくありません。
早期に浮きに対処していれば避けられたかもしれない出費が、結果的に自己負担となってしまう可能性があります。

インビザラインの浮きに関するよくある質問

インビザライン治療中にマウスピースの浮きを経験すると、さまざまな疑問や不安が浮かぶものです。
ここでは、インビザラインの浮きに関して特に多く寄せられる質問とその回答をまとめました。

マウスピース交換後の浮きは、何日くらいで馴染みますか?

新しいマウスピースに交換後の浮きは、通常2〜3日で歯が動くにつれて馴染んでいきます。
この期間は歯が動くことによる多少の痛みや違和感を伴うこともありますが、正常な反応です。
ただし、チューイーをしっかり使用しても1週間以上浮きが改善されない場合や、痛みが続く場合は、何らかの問題が起きている可能性があるため、かかりつけの歯科医院に相談することをおすすめします。

チューイーは1日に何分くらい使うのが効果的ですか?

チューイーは、マウスピースを装着するたびに、全ての歯で1〜2分程度噛むのが基本です。
それに加えて、1日に合計で20〜30分程度、テレビを見ながらなどの「ながら時間」に噛む習慣をつけるとより効果的です。
特に浮きが気になる箇所は、重点的に時間をかけて噛み込むことで、マウスピースのフィット感を高め、歯の移動を促進させる効果が期待できます。

浮きが改善しない場合、どのタイミングでクリニックに連絡すべきですか?

チューイーの使用や装着時間の徹底を数日間試みても浮きが改善しない、または悪化してくる場合は、クリニックに連絡するタイミングです。
特に、指で押すとパカパカと沈むような2mm以上の浮きがある場合や、強い痛みを感じる場合は、次の予約を待たずに速やかに連絡しましょう。

まとめ

インビザラインが浮くとは、マウスピースが歯に密着していない状態を指し、その原因は装着時間不足から治療計画とのズレまで様々です。
交換直後のわずかな浮きは問題ないことが多いですが、指で押してパカパカするような浮きは注意が必要です。
浮きに気づいたら、まずはチューイーの使用と装着時間の徹底を試みてください。
それでも改善しない場合や、強い痛みがある場合は、自己判断で放置せず、速やかにかかりつけの歯科医院に相談することが、治療を計画通りに進めるために重要です。

 

記事監修 │ 名古屋イースト歯科・矯正歯科 歯科医 原田正守

歯科医 原田 正守
■略歴
  1. ・歯学博士 2007年取得
  2. ・愛知学院大学大学院歯学研究科卒業
  3. ・愛知学院大学歯学部非常勤講師
■資格・研修
  1. インビザライン認定医
  2. 日本顎関節学会専門医
  3. ・ジャパンオーラルヘルス学会 認定医・代議員

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