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インビザラインで失敗する確率は?後悔しないための注意点

インビザラインで失敗する確率は?後悔しないための注意点

インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯並びを整える人気の矯正治療です。
「見た目が自然」 「痛みが少ない」 「取り外しができる」 などのメリットから多くの方が選ぶ治療法ですが、「思った通りの結果にならなかった」 「後悔している」 という声も少なくありません。

では実際、インビザラインで失敗する確率はどれくらいなのでしょうか?
インターネットで検索すると、インビザラインの成功率は50%という情報を見かけることがありますが、これは全ての症例における公式にデータではありません。
この数字は、あくまで最初の治療計画通りに完了したケースが半数程度という意味で使われることが多いです。

インビザラインは、歯科医師が作成した3Dシミュレーション(クリンチェック)に基づいて、数十〜百枚以上のマウスピースを順番に装着していく治療です。
しかし、実際の歯の動きは人によって異なり、

・装着時間が足りない
・歯の移動が想定より遅い
・骨格的な制限があった

などの理由で、計画通りに進まないことがあります。
そうした場合には「リファインメント」と呼ばれる再計画(追加アライナーの作製)が行われます。
つまり、再計画を含めると最終的な成功率は90%以上に上がることもありますが、「最初の計画だけで完了するのは半数程度」というのが実情です。
この記事では、インビザラインの成功・失敗の実態から、よくある失敗例、そして後悔しないためのポイントまで詳しく解説します。

インビザラインで失敗する確率は?後悔しないための注意点

インビザラインの成功率が50%と言われる理由

前述のとおり、【インビザラインの成功率は50%】 という情報は全ての症例における公式なデータではありません。
この数字の背景にあるのは、インビザラインが患者さま自身の協力なしには成り立たない治療法であるという特性です。
例えば、マウスピースの装着時間を守れなかったり、定期的な通院を怠ったりすると、計画通りに歯が動かず、治療のやり直しが必要になるケースがあります。
このような計画の修正を含めると、当初の計画通りに一回で完了する割合が低い、という意味で使われることがあるようです。

そもそもインビザライン治療における「成功」とは?

インビザライン治療における「成功」の定義は、患者さまと歯科医師の間で共通認識を持つことが不可欠です。
患者側が考える成功は「見た目が綺麗になること」である一方、歯科医師は「審美的に整い、かつ機能的に正しく噛めること」を成功と捉えます。
この認識にズレがあると、歯並びは整ったものの噛み合わせに違和感が残る、といった不満につながる可能性があります。
治療を始める前に、どのような歯並びや噛み合わせをゴールとするのか、シミュレーションなどを通じて具体的なイメージを共有し、お互いが納得する「成功」の定義を明確にしておく必要があります。

インビザラインで失敗する確率は?後悔しないための注意点

インビザラインで起こりうる失敗例

インビザライン治療を検討する上で、事前に起こりうる失敗例を把握しておくことは非常に重要です。
期待していた結果と異なったり、予期せぬトラブルが発生したりすることで、「失敗した」と感じてしまうことがあります。
ここでは、具体的にどのような失敗例があるのかをいくつか紹介します。
これらの事例を知ることで、治療を受ける際の心構えや、クリニック選びの参考になるはずです。

インビザラインで起こりやすい失敗例

1. 歯が思ったように動かない
マウスピースを20〜22時間装着できていないと、歯が予定通りに動きません。
少しでも装着時間が短い日が続くと、歯の動きにズレが生じ、治療計画が狂ってしまいます。

2. 噛み合わせが合わなくなる
「見た目はきれいになったけど噛みにくい」という声もあります。
これは歯の高さや動かし方のバランスがずれた場合に起こりやすく、医師の設計力とチェック体制が大きく関係します。

3. 虫歯や歯周病が悪化
マウスピースを長時間つけることで口の中が蒸れやすくなり、細菌が増えやすくなります。
食後の歯磨きを怠ると、虫歯や歯周病が進行するリスクがあります。特に、治療前から歯石や炎症がある場合は要注意です。

4. 歯茎が下がる(歯肉退縮)
歯を動かすことで歯槽骨がやや吸収され、歯茎が下がることがあります。
歯を大きく動かす治療や年齢的な歯茎の変化が影響することもあるといえます。

5. 後戻りしてしまう
治療後にリテーナー(保定装置)をつけないと、歯は元の位置に戻ろうとします。
とくに治療後1年以内は最も戻りやすい時期なので、保定を続けることが成功のカギとなります。

インビザラインで失敗する確率は?後悔しないための注意点

インビザライン治療で失敗する主な原因

インビザライン治療がうまくいかない場合、その原因は一つだけとは限りません。
患者さま自身の自己管理に起因するものから、歯科医院側の技術や判断によるものまで、様々な要因が考えられます。
どのような原因が失敗につながるのかを理解することで、治療を受ける際に注意すべき点が明確になります。
ここでは、インビザライン治療で失敗する主な原因について、患者側と歯科医院側の双方の視点から解説します。

不向きな症例への適用

インビザラインは、軽度〜中等度の歯並びの乱れに適しています。
重度の出っ歯や受け口、骨格的なズレがある場合は、ワイヤー矯正や外科的矯正が必要になることもあります。
無理にインビザラインで進めると、満足いく結果にならないことがあるでしょう。

装着時間が足りない

マウスピースは1日20時間以上装着するのが原則です。
マウスピースを外す時間が長いほど治療が遅れ、「マウスピースが合わない」 「浮く」 などのトラブルも起こります。

医師の経験不足

インビザラインは治療計画を立てる医師のスキルに大きく左右されます。
歯の動かし方や順序の設計を誤ると、噛み合わせやフェイスラインに影響することもあります。

コミュニケーション不足

患者さまが「どのような見た目を希望しているのか」を医師が正確に把握できていないと、完成後に「思っていたものと違う」と感じる原因になります。

インビザラインで失敗する確率は?後悔しないための注意点

インビザラインで失敗・後悔しないための対策

インビザライン治療の失敗は、いくつかのポイントに注意することで、そのリスクを大幅に減らすことが可能です。
歯科医院選びから治療中の自己管理、そして治療後のケアまで、それぞれの段階で適切な対策を講じることが、満足のいく結果につながります。
ここでは、インビザラインで失敗したり後悔したりしないために、患者自身ができる具体的な対策について解説します。

経験豊富な医師を選ぶ

インビザラインには「プロバイダー制度」があり、症例数に応じてランクが分かれています。
「プラチナエリート」「ダイヤモンド」など、上位ランクの医師は症例経験が豊富です。
また、矯正専門医であるかどうかも確認しましょう。

治療前にシミュレーションを確認する

インビザラインでは、治療前に3Dシミュレーション(クリンチェック)で歯がどのように動くかを確認できます。
「最終的な見た目」 「噛み合わせの位置」 などを事前に共有しておくことが大切です。

毎日の装着とケアを徹底する

マウスピースを外す時間を減らし、食後は必ず歯を磨いてから装着しましょう。
マウスピース洗浄剤を併用することで、装置を清潔に保てます。

定期通院を欠かさない

リモートでチェックできる医院もありますが、実際に歯科医が確認する診察は欠かせません。
少しのズレも早めに修正できればトラブルを防げます。

保定を続ける

「矯正が終わったら装置を外して終わり」 ではありません。
リテーナーの装着を怠ると後戻りのリスクが高まります。少なくとも1〜2年は装着時間を守りましょう。

まとめ

インビザライン治療の成功率は、特定の数値で示せるものではありませんが、失敗のリスクはゼロではありません。
しかし、その失敗原因の多くは、事前の情報収集や準備、そして治療中の自己管理によって防ぐことが可能です。

治療計画通りに進めるためには、

・経験豊富な医師を選ぶこと
・マウスピースを毎日きちんと装着すること
・定期的に歯科医師のチェックを受けること

が欠かせません。

信頼できる経験豊富な歯科医師を選び、治療開始前にゴールのイメージをしっかりと共有すること、そして治療中は装着時間や口腔ケアなどのルールを徹底することが重要になります。
インビザラインの特性を正しく理解し、患者自身も治療に主体的に取り組むことで、満足のいく結果を得られる可能性は格段に高まります。

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