デンタルローンの仕組みについて
出っ歯など前歯の歯並びが気になるけれど、矯正は治療費が高額で捻出が難しいという方はデンタルローンを利用してみましょう。
矯正治療は審美目的の治療に分類されるため、保険が適用されず、患者様が全額を負担する自費治療となります。マウスピースを用いるインビザラインで30万から80万円、一般的なワイヤー矯正で30万から100万円ほどの費用がかかり、それを全額負担ともなれば支払いが大変です。治療費が高いことで矯正治療を諦めてしまう方は多いですが、デンタルローンを利用することで分割支払いが可能になり、一括で高額な治療費を払う必要がなくなります。金融機関が治療費を立て替えてくれるシステムのため、まとまった治療費の捻出が難しくても矯正治療ができる仕組みです。
住宅ローンなどと同じく審査が必要であり、かつ金利も発生しますが、最大で84回の分割払いが可能です。頭金も必要ないため、手元にまとまったお金がなくても治療が受けられます。家計の支出からシミュレーションしローン計画が立てられるので、利用する際には確認しておきましょう。
また、デンタルローンは治療費の全額をローンにする必要はなく、利用額を任意で設定できるのも特徴です。治療費のうち一部の金額が支払える場合は、残りの費用だけデンタルローンを利用して無理なく支払うことも可能です。ローンである以上、借りる金額が大きければ大きいほど上乗せされる金利も多くなってしまうため、治療費の一部を支払い、借りる金額を控えめにすることで金利をおさえるのも賢い利用方法です。
デンタルローンは金融機関で申し込めますが、歯科医院の窓口でも直接申請が可能です。歯科医院での申請であれば患者様の症状や状況を把握していることから、申請手続きもスムーズに行なえます。治療の前後に申し込めるので、医師と相談しながら検討していきましょう。デンタルローンを扱っていない歯科医院もありますが、名古屋の多くの歯科医院ではデンタルローンの申請が可能になっています。当院でも取り扱っておりますので、ぜひご検討ください。