インビザラインとワイヤー矯正の違い
歯並びをきれいにするための歯科矯正には、様々な方法があります。そこで、インビザラインとワイヤー矯正というふたつの矯正方法を比較してご説明します。
まずは、目立ちやすさについてです。歯科矯正をする際に、見た目もポイントです。歯並びをきれいにしたいけれど、矯正期間中に矯正していることを周囲に気づかれるのは嫌だと考える方も多いです。
インビザラインは透明な装着器具を使ったマウスピース矯正なので、気づかれにくいです。対して、ワイヤー矯正は金属のワイヤーが歯の表面に見える形で装着するので、歯科矯正を行なっていることは一目瞭然です。したがって、目立ちやすさを気にされる方にはインビザラインがおすすめです。
次に器具の取り外しについてです。ワイヤー矯正の場合は、一度歯科医が装着したら、自分で取り外すことはできません。自分で取り外したり、装着したりする手間を省きたい方には、ワイヤー矯正が向いているでしょう。ただし、慣れるまでは歯磨きや食事などで違和感があり、生活しづらいと感じるかもしれません。
インビザラインの場合は、食事や歯磨きの際などには自分で取り外しが可能なため、普段通りに食事や歯磨きができるので、過ごしやすいです。また、生活においてどうしても矯正器具を外したいタイミングがあれば、自分でその時だけ簡単に取り外すことができます。
費用面では、インビザラインが約100万円、ワイヤー矯正が約70万円と差があります。単純な費用の比較だけでなく、費用対効果で考えてみると良いでしょう。そして、インビザラインの治療では通院は患者様にもよりますが3、4ヶ月に1回、治療期間は1~3年ほどです。ワイヤー矯正では毎月の通院が必要で、治療期間は約2~3年です。
忙しくて通院の時間を取るのが大変な方はインビザライン、通院の手間を増やしてもいいから予算をおさえたい方はワイヤー矯正が適しているでしょう。このようにインビザラインとワイヤー矯正には様々な違いがあり、ご自身が重視したいポイントによって選択できます。
自分にとってどちらの方法が合ってるのか、現在の歯の状態で治療が可能なのか、気になる方はぜひ当クリニックにご相談ください。