マルチブラケット矯正は非常にポピュラーな矯正器具。全体が金属色(主に銀色)で歯に小さなブラケットといわれる突起物をつけ、それをワイヤーでつないで歯並びをキレイに整えるための器具です。最近では銀色以外にポリウレタンやセラミックなどを使って、透明や白色のものも作られているため、以前よりも目立たずに矯正ができるようになっています。

特徴としてはどんな歯列でも対応できること、1900年代前半から100年以上も世界中で使われている歴史ある矯正器具であることが挙げられます。

マルチブラケットのメリット・デメリット

メリット

    • リーズナブル
      マルチブラケット矯正は、他のものに比べてリーズナブルに矯正が可能です。これは患者さんにとって大きなメリットといえるでしょう。
    • どんな歯にも対応できる
      ブラケットとワイヤーをつなげることができれば、基本的にどんな歯でも矯正することが可能です。他の器具では難しい矯正の症例でもマルチブラケットなら対応できるため、他の器具で対応できない場合の最後に検討する人も多いです。
    • 一度つけてしまえば(患者さんは)何もしなくてOK
      マルチブラケットは取り外しが不可能なため、矯正が始まってからは通院すること以外患者さんがすべきことはありません。

デメリット

  • 目立つ
    色があるものはもちろん、そうでないものでも矯正器具が出っ張っているのでどうしても目立ってしまいます。年齢問わず、自分の見た目が大きく変わることに対して抵抗がある人も多いでしょう。
  • 歯磨きが面倒
    マルチブラケットは取り外しができないため、器具と歯の境目などにたまりがちな歯垢を歯磨きでキレイにする必要があります。汚れが残ると歯肉炎や虫歯になりやすくなるので、十分なメンテナンスと注意が必要です。
  • 痛みや口内炎に悩まされる場合も
    突起物が口の中に入るため、接触したことによって口内炎や痛み、矯正で歯を動かすことによる痛みも出てくるケースも多いです。
  • 歯科医の腕によって期間や仕上がりに違いが出る
    ベーシックな矯正器具であるからこそ、歯科医の腕によって矯正にかかる期間や仕上がりに違いが出てきます。たくさんの症例がある歯医者を探して依頼するようにしましょう。

マルチブラケットと同様に安価で痛みや口内炎などができにくく、透明で目立ちにくい矯正として『インビザライン』というマウスピース矯正器具が人気になってきています。目立たないものを希望される場合はご相談ください。

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